院長プロフィール
ますたにクリニック院長 舛谷仁丸
大阪天満橋の睡眠時無呼吸症候群専門クリニック 大阪天満橋の睡眠時無呼吸症候群専門クリニック
院 長 舛谷 仁丸 (ますたに ひとまる)
1961年生まれ
内科医師
専門:呼吸器、睡眠呼吸障害
大阪天満橋の睡眠時無呼吸症候群専門クリニック
経 歴 昭和61年 和歌山県立医科大学医学部卒
昭和61年 大阪大学医学部付属病院第3内科入局
昭和62年 NTT西日本大阪病院病院第2内科
平成元年 大阪府立成人病センター呼吸器科
平成3年  大阪府立呼吸器アレルギーセンター呼吸器科
                            (診療主任)
平成8年  NTT西日本大阪病院病院第2内科医長
平成13年 大阪回生病院睡眠医療センター非常勤医
平成13年10月”ますたに呼吸器クリニック”開設
大阪天満橋の睡眠時無呼吸症候群専門クリニック
資格など 日本睡眠学会認定医
日本内科学会認定医
日本呼吸器学会認定専門医
大阪天満橋の睡眠時無呼吸症候群専門クリニック
趣 味 クリニックを開設してから、かなり健康を意識するようになりました。
適度な運動と食事の内容、そして良質な睡眠。
どうすれば、良いのかを探る事が趣味かも知れません。
開業後は、朝のウオーキングや自転車、
週に数回の筋肉トレーニングを欠かせなくなりました。
周囲からは、“健康おたく”と呼ばれているようですが、、(^_^;)
健康・睡眠、生きる上でとても大事な事です。
今は、“健康“が趣味なのかも、知れません。
ただ、アルコールも趣味から外せないので、真の健康からは程遠い日々です。
大阪天満橋の睡眠時無呼吸症候群専門クリニック
呼吸器科医の経歴 医師になって、初期研修中に最も印象が強い方が、
若い間質性肺炎の方でした。残念ながらお亡くなりになられました。
それがきっかけで、呼吸器科医になりました。

最初に大阪府立成人病センターで肺癌の専門医として2年間従事しました。
その後大阪府立羽曳野病院の呼吸器科、IRCUで5年間、
こちらでは非肺癌の呼吸器疾患(間質性肺炎、呼吸器感染症、
慢性呼吸不全、 急性呼吸不全,肺結核など)の診療に従事しました。

この頃呼吸不全の分野で鼻マスクを用いた非侵襲的人工呼吸療法が
導入され始めていました。
ここで現在睡眠時無呼吸症候群の治療である持続陽圧呼吸療法
(CPAP、シーパップ療法)に用いられる鼻マスクと出会いました。
その頃のマスクは漏れが大きく、使用感の悪いものでした。

その後大阪市内の総合病院で呼吸器疾患全般を診療するようになりました。
約4年前に睡眠時無呼吸症候群の診療(といっても手探りで独学で行っていました)を始めました。

その当時まさか数年後に自分がこの疾患/病態を専門にするとは夢にも思っていませんでしたがいろいろな呼吸器疾患を診てきた私にとって、この疾患の診断、治療は大変興味を惹かれました。
その理由はまずこれだけ重篤な病態にもかかわらず、多くの医師が、というより、
今までの医療常識では、対応できないという事。
またこの疾患は適切に(これがいろいろ制約があり大変難しいのですが)
診断治療されれば、多くの方が劇的に改善するということです。
ただそのためには適切な診断を行うシステムの構築が重要なのですが、
これが現在の医療経済の置かれている現状から大変難しいのです。

個人レベルでそれが可能かは私自身未知数ですが、
取り組んでみる価値があると思いました。

(2001年10月吉日)
なぜクリニックを作ったか

現在日本では、睡眠時無呼吸症候群の診療は、
保険診療が開始されてやっとスタートラインにたったものの、
患者自身のみでなく診療する医師側にまだまだ病気としての認識が低く、
更に、たとえ患者様ご本人が病気に気付かれても、
また現場の医師が病気の可能性に気付かれても、
その診断方法のスタンダートである睡眠ポリグラフ検査がいくつかの理由で、
現場の病院で行うことが困難です。

私は平成8年から細々としかも自己流で睡眠呼吸障害の診療を始めましたが、
現場のこのような寒い診療状況とは裏腹に重症の睡眠障害患者が現に存在し、
しかもその数は決して少なくなく、早急な睡眠呼吸障害の診療体制の構築が必要と痛感しました。

私は内科医であり現時点での睡眠呼吸障害の臨床経験も決して豊富とはいえません。
更に睡眠呼吸障害のみでなく睡眠障害全般を扱うことはとても出来ません。

その他にも多くの問題点を抱えていますが、
それにもかかわらず病院という枠組みをあえて抜けだして、
個人診療所という形で睡眠呼吸障害専門クリニックを立ち上げることを決意しました。

先輩医師、同僚医師、友人、家族からは多くの反対と心配の意見をもらいました。
(2000年10月)

スリープクリニック開設の背景

睡眠呼吸障害は、
アメリカに於いて1970年代前半にその精密検査法である終夜ポリソムノグラフィが確立され、
1970年代中半にGilleminaultが“閉塞型睡眠時無呼吸症候群”を定義しました。

睡眠呼吸障害はその後の精力的な調査により、
その罹患率の高さから来る医学的な問題のみでなく、
その日中の過度の眠気に起因する社会経済的影響も注目され、
医療上重要な問題とみなされるに至りました。

閉塞型睡眠時無呼吸症候群は、
交通事故発生率や高血圧と関連した死亡率も一般と比較して高いことが明らかになっています。

閉塞型睡眠時無呼吸症候群は、睡眠に関連する疾患の中で不眠症を除けば、
最も頻度が高い疾患です。

1993年アメリカではWake up America:A National Sleep Alert”
(目覚めよアメリカ、睡眠に関する国民への警告)と題する報告書がだされ、
国家規模で睡眠呼吸障害の対策を開始されました。

専門家の試算では、
睡眠障害のために費やされる金額が年間159億ドルにも達すると指摘されています。

睡眠障害の国民に対する重大な影響は健康面では、
高血圧が2倍、心疾患が3倍、脳血管障害が4倍と罹患率の増加が指摘されている。

年間の医療費は対象者の2倍かかっているとされています。($2720:$1384)

また睡眠呼吸障害に起因する交通事故は20万件以上で、
死亡事故は5千件以上になるといわれています。

そのためアメリカでは現在睡眠障害専門クリニックは800ケ所以上存在します。

一方日本では、当初アメリカと比較して睡眠障害患者の有病率は低いとされていましたが、
最近の調査によると 30~60歳の男性の4%、
女性の2%と気管支喘息の患者と同様の頻度でありその殆どの患者が放置されたままです。

しかも診断及び治療の現状は大きく遅れており、
1989年の調査では10の大学病院と4つの施設のみで診療が行われているのみです。

本邦では平成10年からこの疾患の治療機である、
在宅持続陽圧呼吸療法が保険算定開始されましたが、
睡眠呼吸障害の基本的診断ツールである終夜睡眠ポリグラフ検査とともに、
診療報酬が低く設定されていて少数を各施設が実施していたのでは、
採算が全く取れないのが現状です。

そのため昨今の医療経済の状況下では、
既存の病院において診断治療体制を構築することは難しい状況にあります。

一方今後わが国の有病率から考えても診断治療体制の構築は、
患者のニーズにこたえるためには必須であり、その中で既存の病院ではなく、
病院から独立した形での睡眠呼吸障害専門のクリニックの設立も望まれています。

2001年現在、日本では、沖縄(2000/11開設)、福岡(2000/01)、名古屋(2000/11)、
東京(1999~2000:2ケ所)、盛岡(2000/08)の計6ケ所の病院から独立した形での有床診療所としての専門施設が設立されています。

大阪では大阪回生病院に1998年睡眠センターが設立(わが国で2番目)され、
専門的な診断治療体制が開始されています。

しかし府内では専門施設はこの1 ケ所しかなく検査までの待期期間は1~3ケ月となっており、
また治療を受けられている患者数も集中しており、
大阪の人口から考えても複数の専門施設の設立が早急に必要な状況です。

睡眠呼吸障害(睡眠時無呼吸症候群)は、診断治療の必要性、専門性も高いですが、
その一方で極めて一般的な疾患であり、プライマリーケアの側面を併せもっています。

そのため既存の病院から独立した有床診療所での診療が望ましいと考え、
内科有床診療所での睡眠呼吸障害診療を開始したいと考えています。

診断には終夜ポリソムノグラフィ(夜間8時間以上連続して睡眠中の脳波、呼吸、循環、体動などのパラメーターを記録する検査)が必要であり、またこの疾患の特徴(ひどいいびきをかくこと)や安楽な睡眠が得やすい環境を提供する必要があり、個室環境が望ましいと思います。

診療は基本的に普段の睡眠状態を検査する診断日と、
検査の結果治療が必要な患者の最適な治療法を決定する治療日があります。

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